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例会報告

9月例会 

地域が輝く未来の芽プロジェクト~市川の産業に触れて・知って・考えよう~

日程:9月23日(火)

時間:10:00~15:00

場所:昭和学院短期大学および市川市内の梨園・畑・ハーブ園

 市川市は都心近郊に位置しながらも豊かな自然と農地を有している特徴があります。しかしながら、近年では急速な都市化の進行、農地の減少、農地と住宅が隣接する都市農業の特性から農作業等への地域住民の理解不足などが深刻化しております。そこで市川青年会議所では、市川市の農業や自然資源の魅力の発見。農作物の地産地消の推進、都市農業が抱える課題を“他人ごと”にせず考える機会の提供。地域農業と市民との繋がりを創出する機会を提供する目的で9月例会を企画立案・実施いたしました。
 本例会では、市川市内の梨園・農家・ハーブ園にもご協力いただき、小学1年生から3年生とその保護者を対象に3つのルートに分かれ農業体験や梨・ハーブの収穫体験を行いました。午後は昭和学院短期大学の全面協力のもと、調理実習室で収穫してきた野菜やハーブも利用してドレッシング作りを行いました。昼食休憩後には市川市内でパン屋さんである株式会社グランパの伊藤様とアランチャドレッシングの田中様による講和にて、地域に根付く第三次産業の在り方についてお話しいただきました。
体験型・参加型のプログラムを通じて、子ども達とその保護者が地域の農業や生産者とふれあい、農と食・地域と人とのつながりを感じるきっかけになり、地域の魅力を五感で学び、市川の産業の理解を深める機会を作れるよう例会を構築してまいりました。
 例会を通して、親御さんや子ども達がどの体験も真剣に取り組み、学ぶ姿勢やたくさん笑顔で楽しんでくれたことはとても良かったと感じております。特に市川市の特産品でもある梨の収穫が貴重な体験になったというお声が多くありました。特産品ではありますが、実際に木の高さはどのくらいなのか、どのように実が生っているのか、まだまだ周知されていないという課題にも気付くことができました。
9月例会を通して、参加者の方々に市川市の産業の魅力について感じていただくことができ、市川の「農」と「地域」・「人」のつながりを感じる機会を創出できました。今後も市川青年会議所が市川市に潜在している魅力を広く発信できるよ尽力し、地域の活性化につなげていくことを目指し邁進してまいります。