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社団法人市川青年会議所
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| 社団法人 市川青年会議所 2010年度理事長所信 |

第45代理事長 高根 英樹 |
スローガン
Change ~魅力あるいちかわになるために~
基本理念
(社)市川青年会議所は1966年11月3日、市川の地に334番目の青年会議所としてスポンサーJCである(社)千葉青年会議所のご尽力によって誕生以来44年という月日が流れ、本年は45年という節目の年を迎えます。創立以来、青年会議所として「明るい豊かな社会」の創造を目的として、時代に合った運動を展開するように努力を続けてきました。その偉大な歴史を検証しながら45周年は積極的な運動を展開していかなければなりません。
2008年、リーマンショックが経済に大きな打撃を与えました。それは、今に始まったことではなくバブル経済の崩壊後も自由経済の過信によって日本社会全体に歪みが生じ、現在の未曾有の経済危機に陥っているように感じます。
個人の自由・拝金主義・刹那的な享楽を求めるような状況を打破するためにもゆるぎない信念をもつ青年会議所が地域社会の問題を他人の事とは思わずに自分の事として意識を持ち、未来にツケをまわさないまちづくりをしていく覚悟をしっかり持って行動していかなければなりません。
昨今、「JC(青年会議所)しかない時代」から「JCもある時代」に変化したとよく聞いてきましたが私はそう考えていません。今も青年会議所は青年会議所でしかないのではないでしょうか。今は色々なNPOができ、それぞれ専門的な分野で活躍をされておりますが青年会議所はどうでしょうか?確かに浅く広く事業を展開しているかもしれません。しかし、公開討論会から青少年育成事業までこのように幅広く事業運動を展開している団体があるでしょうか。それは青年会議所が「明るい豊かな社会」の創造を目的に活動しているからであってそのようなNPOはあるでしょうか?青年会議所は全国組織であり、世界組織であるという利点を地域のまちづくり運動に生かすためにも私達市川青年会議所はプライドを持って色々なNPOのハブとなるような組織となり、メンバーの意識変革をしていきます。そして、世間の青年会議所に対するイメージ変革もしていきたいと考えております。青年と言われる私たちだからこそ失敗を恐れずに積極的な運動展開をしていきます。
いままでの日本は国に於いても自治体においても人口の増加と右肩上がりの経済成長を前提として色々な仕組みが構築されておりました。2005年から人口減少に転じ、歯止めの利かない少子高齢化により生産年齢人口も減少し、財政的に制約、埋蔵資源の枯渇等が進む中で、現状のままでは日本経済成長全体が縮小していくことは否めない事実であります。未来にツケをまわしながら今の世代が利益を先取りしている仕組みや物の豊かさを求めた社会から心の豊かさを実感できる社会の実現に向けて常識を問い直さなければなりません。
事業方針
[魅力あるいちかわ]
私達が住んでいる市川市はどんなまちなのでしょか。北部には梨を中心とした農業地域、中央部は市川駅や本八幡駅を中心としたベットタウン、南部は三番瀬でとれる海苔などの漁業地域。と色々な顔を持っています。そんな市川市の魅力を全国に情報を発信できているのでしょうか? これからの地方は、自治体が独立して生きていかなければなりません。魅力をつくり、その魅力を発信していかなければなりません。既存のものをもっと発信していくのもいいでしょう、新しいものを創って発信していくことも大事だと思います。「いちかわ」の魅力を発信し、多くの人に「いちかわ」を知ってもらえるような運動展開が必要になります。
[市民の意識改革!]
我が国は何度となく行財政改革が様々な形で進められているにも関わらず、我が国の借金は830兆円、地方の借金は200兆円となり、夕張のような自治体の破たんも起きております。一体、改革は進んでいるのでしょうか。今まで当たり前と思っていたことを見つめ直す時期にきているのではないでしょうか。
行政の事はまかせておけば安心というのが定説でしたが自治体の破綻は他人事ではありません。市民の税金で運営をしている行政には市民がもっと関わりを持つことが重要になります。
マスコミでも財政危機の市町村に「早期健全化団体」指定をしたというニュースが一面を飾るように地方自治体の財政状態を扱うようになりました。昔のように地方を国がコントロールをしていましたが今は違います。例として小学生の医療費助成制度などが顕著に表われております。市川市では小学校6年生まで助成をしています。(所得制限はあります)鎌ヶ谷市では小学生は助成していません。というように各自治体によって違います。なぜそのような事が起きるのでしょうか。それは、各自治体の財政状態も原因の一因ではないでしょうか。これからは、国と地方の在り方、官と民との役割を明確にし、市民と行政が連携をしてガバナンス体制を確立出来るような活動にしていきたいと考えております。小さくとも大きな役割を果たせる自治体の実現と、広域行政の役割を明確にしていきたいと考えております。
[会員意識向上]
今まで当然となっていた拡大は本当に目的でしょうか?今だからこそ「拡大」について真剣な議論が必要になります。私は目的ではないと考えております。拡大は手段であると考えます。拡大をした結果としてメンバー増加による組織力向上、会費収入増加による資金力の強化など色々な効果が考えられます。そのためにも目的を魅力ある例会をつくり会員の出席率のアップとさせて頂きます。今の平均出席率68.62%(2008年度)を80%にします。会員の拡大の目的が組織力を高めることであるのであれば今いる会員の出席が増えることも大事ではないでしょうか。拡大が必要ではないとは言いませんが同時にやるべきことが多くあります。
私達市川青年会議所のPRやメンバーが青年会議所運動について見識を深める事などではないでしょうか。最終的には市民から「市川青年会議所とはどんな団体ですか」と聞かれた時にメンバー全員がはっきりと言えるようになれれば拡大にも繫がってくると確信しております。
[まちづくりは人づくり]
日本は前々から言われておりますが少子高齢化社会に向かっています。 この深刻な状況を行政にだけ任せるのではなく、青年会議所が率先して地域全体でこの問題に取り組んでいく必要があります。こどもの教育は学校にだけ任せておくものではなく、地域全体でこどもを育んでいかなければなりません。このように教育問題とまちづくりは深い関わりあいがあり、その他にも多くの問題について取り組んでいかなければなりませんし、これからの事業についてもボランティア参加しやすい環境作りも必要とされてきます。ただし、こどもだけでなく各世代の垣根をなくすようななことも必要で子供から高齢者まで幅広い年齢層が自由に触れ合えることも重要ではないでしょうか。
[公益法人制度改革と向き合う]
私達青年会議所を取り巻く環境も大きく変わり公益法人制度改革の時を迎え、青年会議所は自分たちの在り方を原理原則に基づきしっかりと問い直すチャンスを得ています。 2008年12月に公益法人制度改革の施行を受けて、2007年の常任理事会において「公益社団法人を目指す」という方向で議論をしてきました。その後も日本青年会議所からも多くの情報を得て検証を続けてきました。本年は今までの経験を踏まえ進んでいく年にならなければいけません。「公益社団法人」「一般社団法人」それぞれにメリット、デメリットがはっきりしてきました。しかし公益法人取得を目的にしてはいけません。これは手段でなければいけないのです。これから青年会議所の事業を進めていくのに適合した法人格の団体にならなければいけません。この大きな方針は総会において決議をしなければならないでしょう。
[青年会議所の歴史認識]
市川青年会議所は45周年を迎えます。そこで、あらためて設立趣意書を読ませていただきました。その時の若者であった先輩方の想いの詰まったものでした。そして、今の私たちにも再認識すべきポイントが多くに見られます。三原則が書き留めてありました。
1、 社会への奉仕
2、 指導者訓練を基調とした修練
3、 世界との友情 今のJCの三原則そのものであります。
その精神を忘れずに今までもJC運動に邁進してまいりましたが45周年を迎えるにあたりあえてもう一度、今までの活動を再認識する年にしなければならないと考えております。私は35周年、40周年を経験させて頂きましたがその時々で特色のあるものでした。時代に即した運動を展開できる周年であるように風を敏感に感じ、地域に発信出来る意義ある2010年にしたいと思います。
[JCとは?]
青年会議所は他の団体から区別する最大の特徴は、会員の「年齢制限制」にある。会員は、いかなる人種・国籍・性別・職業・宗教であっても構わないが、年齢が満20歳から40歳までであり、「品格ある青年」でなければならない。
今、青年会議所についての知識が乏しくなっているように感じます。地域の同年代のサロンではないのです。例会のセレモニーであるJCIクリード、JC宣言並びに綱領はJCの理念、運動目標です。もっと青年会議所を知るという事が大切な事ではないでしょうか。そのためにも指導者訓練を基調とした修練となる事業も必要ではないでしょうか。
2010年は、全国会員大会が同じ関東地区の小田原で開催されます。日本青年会議所の運動を知るとても良い機会です。多くのメンバーで日本青年会議所ではどのような運動をしているのかを見に行きましょう。
[2000年代運動指針改訂]
早いもので市川青年会議所2000年代運動指針が世に生まれ10年が経ちました。この2000年代運動指針を基盤にしてこの10年間活動してまいりましたが本年は規定により改定が必要となりました。時代と共に変わらなければならない点もありますが運動の本質は普遍的であり根本的に変わりません。しかし、時代の推移により、運動展開の形態や質に変化が生じてきているように感じます。あくまで、本質は踏襲しつつも、より時代に即し、会員に分かりやすいものにする為に、本年は新たに2010年代運動指針の策定を行います。
[最後に]
自分たちのまちは自分たちでつくらなければなりません。青年会議所は個の能力を高める場であり、仕事は能力を発揮する場であります。即ち、青年会議所で開発された能力を仕事にも生かすことであるのではないでしょうか。地域社会の発展への寄与と相まってそれが仕事にも繋がる運動であること。そして、青年会議所と仕事が両立することが出来るようになれば青年会議所の未来が明るくなれると確信しております。 |
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